こちらの記事では 4K動画で目立つ 動画のブロックノイズを減らすコツ を解説しております。 今や動画品質は4Kが当たり前。 フレームレートも60Pが撮れる機種が増え、動画ファイルの大きさは数年前に主流だったHDとは段違い。 そんな4K動画を投稿する際には、様々な制限があり、通常H.264などの圧縮をかけた動画をアップします。 しかし、アップした動画を良く確認してみると、ブロックノイズが発生していることにお気付きの場合があるのではないでしょうか。 こちらの動画チュートリアルで 4K動画で目立つ 動画のブロックノイズを減らすコツ をマスターして、高品質の動画作品を視聴者に届けましょう。

 

動画の圧縮とトランスコード

動画のブロックノイズを減らすコツ

YouTube、Vimeo、Instagram、Facebook、Twitterなど、どんなビデオプラットフォームでも、アップロードした動画は、すべてトランスコードして圧縮されます。 これは避けられないことで、動画をネットでで再生するために必要な処理です。

しかしこの圧縮は映像の品質を低下させます。 例えば高速で移動する物体など、圧縮された画像の見た目は主題の動きによって決まります。 例えば紙吹雪が落ちる映像が、ブロックのノイズでごちゃごちゃになった映像をご覧になったことがあると思います。 これは圧縮ビデオコーデックが、すべてのランダムな動きを効率的に処理できないためです。 Tom Scottによる動画チュートリアルは、圧縮が動画品質に与える影響についての素晴らしい情報源でもあります。

 

動画のブロックノイズを軽減するために

動画のブロックノイズを減らすコツ

すべての動画に写っている主題は異なるため、完璧なソリューションは存在しませんが、動画のブロックノイズを減らすための手順がいくつかあります。 こちらで紹介するヒントには、動画を撮影する際のコツ、撮影後に編集する際のコツ、最後にビデオをエクスポートしてアップロードする際のコツなどがあります。 これらを念頭に置くことで、YouTube、Vimeo、Instagram、Facebook、Twitterなど、どんなビデオプラットフォームを使用する場合でも、ある程度結果を向上させることができます。

 

1. スローモーションで撮影する

動画のブロックノイズを減らすために使える撮影のコツは、スローモーションで撮影することです。(カメラに専用のスローモーションモードがない場合は、60fpsで撮影してから、撮影後に減速してみてください。) 「スローモーションによってブロックノイズがなぜ減少するの?」と疑問に思うかもしれません。 簡単な答えは、あるフレームから次のフレームへの大幅な変更を減らせるからです。 動きが遅いため、圧縮コーデックは1つのフレームから次のフレームへ、より多くのピクセルを再利用することができ、圧縮後の品質が向上します。 高速モーションと圧縮コーデックは両立できません。

 

2. 浅い被写界深度で背景をボカす

動画のブロックノイズを減らすコツ

次の撮影時のヒントは、絞りを開けて、浅い被写界深度で背景をボカして撮影することです。 被写界深度を浅くすることで、被写体を切り分けることができるだけでなく、圧縮時の画像全体に、許容値を持たせることができます。 これはスローモーションビデオのように、背景の詳細がフレーム間で大幅に変化しないためです。 圧縮コーデックはビデオの焦点が合っている部分に、より多くのデータビットを集中させることができるので、焦点が合っている部分はちゃんと情報は保持されます。 また、焦点が合っていない領域は強く圧縮されてしまいますが、この領域にはあまり詳細情報がないため、見た目に影響しません。

 

3. コントラストのない、フラットな映像を避ける

動画のブロックノイズを減らすコツ

動画をアップロードすると、圧縮コーデックはシーン内の詳細を検索して保存します。 コントラストと彩度は、コーデックがシーンのさまざまな要素を保持するキーとなります。 多くの暗い映像や夜間の映像が、オンラインで綺麗に見えない理由は、ほとんどの夜景でコントラストや彩度があまりなく、圧縮コーデックがうまく働かないためです。 日中の映像は、通常十分なコントラストと彩度がありますが、過度にフラットに処理をした動画をアップすると、日中の映像でも泥のようなノイズが出る場合があります。

 

4. 色むら(バンディング)を防ぐ

動画のブロックノイズを減らすコツ

次の撮影後処理のコツは、色むら(バンディング)を防ぐ処理です。 モーショングラフィックでより一般的ですが、階調表現が十分ではないカメラで青空やモノクロの壁などを撮影した場合によく発生します。 このバンディングを解消する最も簡単な方法は、シーンに少しノイズを追加することです。After EffectsまたはPremiere Proでノイズエフェクトを使用し、2~8%に設定して、 「カラーノイズを使用」 設定にします。

 

5. 低圧縮コーデックか、50Mbps以上のビットレートでアップする

次にエクスポートのヒントです。 ProRes、DNxHD、Photo-JPEGなどの低圧縮コーデックで動画をアップロードすることで、ビデオファイルのサイズは大きくなり、アップロードに時間がかかりますが、トランスコードされても動画の品質は確実に良くなります。 但し、各動画プラットフォームにより、動画ファイルの最大値が設定されている場合があり、その際には出来るだけ制限に近いファイルサイズになるコーデックを採用してください。 また、H.264でエンコードする際はビットレートを上げてください。 私がお勧めする最低ビットレートは20Mbpsですが、H.264のエンコードでは50Mbps以上をお勧めします。

 

6. 4Kモードでエクスポートとアップロードをする

収録した動画がHDであっても4Kモードでビデオをエクスポートしてアップロードすることで視聴する画質が向上します。 背景を解説すると、より多くのビデオプラットフォームが、4Kビデオを他のビデオとは異なる方法で圧縮しています。 これは視聴者が4K動画では高い品質を期待しているからです。 例えば、4K動画がYouTubeにアップロードされると、YouTubeはその動画を他の動画とは異なるコーデックで圧縮します。

YouTubeのほとんどのユーザービデオは、MPEG-4AVCというコーデックにトランスコードされます。 でも、4KビデオはVP9という新しいコーデックにトランスコードされます。 VP9コーデックを使用すると、HD設定のみでビデオを再生している場合でも、はるかによい結果が得られます。 4Kでアップロードすると、YouTubeにAVCではなくVP9コーデックの使用を要求することになります。 アップロードしたビデオを右クリックして、「動画の統計情報」を選択すると、適用されているコーデックを確認できます。

 
最後にこちらの動画チュートリアルで使用した曲をご紹介します。 気に入った方はPremium Beatより音楽ファイルをダウンロードして、次のプロジェクトでご利用ください。

8bit Dancer 作曲: Oblio
Streams 作曲: Origami Pigeon
Downtown Light 作曲: Origami Pigeon

 
こちらの記事は shutterstock Blog 英文の翻訳です。
原文の記事(英語)原文の著者:Charles Yeager

 
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